久しぶりにドイツでのトラブルで、やっぱりこの国にいて、簡単に引き下がらないことの重要性を再確認した事件がありました!日本だったら、仕方ないかと思って飲み込んでしまうことでも、ここゲルマン魂の国では吐き出すに限る。というか、日本だったらそんなトラブルまず起こらないんだけどね、、
事件の発覚
先日、婦人科でチェックアップをした際に、私はピルを服用しているのでピルの処方箋いる?と聞かれました。まだ前のが残っていたけど、また処方箋をもらいにいくのも面倒なので、Ja, bitteといってお願いしました。その処方箋を持っていつもの薬局へ行って、いつものをゲットして〜と思ったら、なんかもらった箱のデザインがいつもとちょっと違う。名前は一緒。でも詳細も覚えてないし、デザイン変わったんだーくらいにしか思わず、特に気にせず帰宅。で、今持っているものと比べてみたら、あ、、、微妙にグラム数が違う、、これ違う製品じゃんと発覚。
ベルリンでの問題対処も毎度の事
次の日、買った薬局に再度足を運び、「あのーこれ昨日ここで買ったんだけど、いつものと違っていて、確認してくれない?」と、対応してくれたアジア系のお姉さんに説明。すると、「処方箋ない?」と聞かれて、私は思わず心の中で叫んでしまった。「あ、、!そういえば昨日のお兄ちゃん、返してくれなかった!!」そう、いつもは処方箋は使用済みのスタンプを押されて返却されるのだけど、その日に限って返却されなかった。処方箋大事!「返してもらっていないのだけども、お店に保管していない?昨日の今日で捨てないよね?」と聞いても、お姉さんは「うーんわからないわ。」の一言。心の中では、探してよ〜と思っていた。「お店の間違いかどうか、処方箋がないと判断できないから、ドクターに電話して聞いてみるわね。あ、でも今日土曜日だから、月曜日にね。」という話になった。念のため、これが間違いだったら、返金できるよね?と聞いたら、「お薬だから基本返品とかはできないわ。ただ、薬局側のミスなら返品できるわ。」と言われ、悩みを抱えたまま週末を過ごすのであった。
ドイツあるあるたらい回しか!?
月曜になって、薬局から電話がきた。ドクターに確認したところ、どうやら彼らが出したピルは間違いではなく、処方箋通り合っているとの事。ということはドクター側で何らかの理由があって、変更したのかーと腑に落ちずに、ひとまず、薬局に行って出されたピルを受け取る。なんで変更したか理由は聞いていないかと尋ねたら、それは個人情報だからね、わからないわ〜とのこと。面倒くさいけど、自分の健康の為にと思ってその足でドクターに理由を聞きに言った。
結果、ドクターに会う事なく、受付の強面のドイツ人女性が新しい処方箋をその場で発行。。。いやーちょっと待って、変更の理由が聞きたくてきたのに、それってつまり、君たち、間違った処方箋を出していたってことですよね?そうですよね?とテンション下がりまくり。さらには、はいこれでOKみたいな対応されて、つい私もハイハイ的なノリに。だがしかしー!こっちは、そっちのミスで発行された処方箋のピルですでに代金支払っていて、薬局側ではそれは返品できないと言われてんねん!これで、新たに正しい処方箋でピルを買ったら、その間違い分の代金どないするんか!と必死で抗議しました。(これまた拙いドイツ語で戦う)
終息地点
まぁ、明らかにミスはドクター側にあるので、意地でも引き下がるかという強気でいけました。その後少し待たされて、彼女は電話をかけました。ドイツ語はわからないけど、どうやら薬局に電話している、、交渉している模様、、無言、、お願いしている、、、、ありがとうという一言で電話は切られた。彼女は笑顔になって、「これ持っていって、交換できるから!」と言ってきた!ヤッピー!ちょっと信じれないのが、彼女が私の為に頼み込んでくれたということ。万歳の気持ちでいっぱいになりました。
4度目の薬局訪問、何度も行き来きした道もこれで最後。堂々と、正しい処方箋を持って薬局に入って、ピルも交換してもらって、差額も貰って、ようやく日常に平和が訪れました。
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